2011年5月14日土曜日

動かして実感できる三次元原子の世界 [単行本]

奥 健夫 (著):動かして実感できる三次元原子の世界 [単行本]、工業調査会 (2008/06)

超伝導体、半導体、セラミックス、フラーレン、カーボンナノチューブなど、様々な材料の原子構造が紹介されています。添付のCD-ROMに原子構造の3次元データが入っていて、WEBからソフトをダウンロードすると、原子構造を3Dで見ることができます。

全般的には初学者向けに分かりやすく解説されているのですが、ところどころ難解な部分があります。もう少し説明が欲しいところです。

本書のところどころにコラムが書かれています。はっきり言って、本文よりコラムの方が面白かったです。特に量子脳理論のコラム、とても興味を持ちました。

とても面白い本なのですが、残念なことに、この本を出版していた工業調査会が倒産し、現在では新本が手に入らないようです。



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